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コラム

衝撃のキャッチコピー

2023年10月16日

昔、兵庫県にある 城崎温泉に旅行に出かけたことがありました。

その時行った水族館のポスターのキャッチコピーに 心が震えたことを覚えています。

当時の僕は、プロモーション関係の仕事をしていて、 佐藤可士和さん(有名なクリエイティブディレクター)とかも大好きだったので、 ちょうど広告やウェブ等の「魅せ方」とかを追求していた時期でした。

ちなみに、そのキャッチコピーがこちらです。

「水族館以上であること by 城崎マリンワールド」

当時、このキャッチコピーを初めてみた時 「うおおおお!!!かっこええ!!」と思って、

思わず仕事の先輩にも、

「このキャッチコピー、マジでかっこよくないですか??(どや〜〜)」

みたいなテンションで熱く伝えたことがあります。

その先輩も、 「うおおお!!!これ、マジでやばいな!!」 みたいになって、二人でめちゃくちゃ盛り上がったりしていましたw

この間、 久々にその城崎マリンワールドのキャッチコピーを目にしたのですが、 当時はあんなに感動したのに、今の僕には全く何も心に響きませんでしたw

むしろ、ちょっと何が良かったのかも思い出せないくらいで、

「・・・え、、、、 何?」とか思っている自分もいたりしました。

人の感覚って、時と共に随分変わっていくものなんだなあと感じました。

(ちなみに、城崎マリンワールドはすごく素敵な水族館でとても楽しかったです。)

昔の自分が「良いな〜」と思っていたものが、 今は別にそうでもなくなっていたり、

昔は「これってどうなの?」って思ったものが、 今の自分には「これ良いね!」ってなったり、

昔感動したものに、今は感動してなくなっていたり、 昔はあまり感動しなかったことに、今は感動したり、

やっぱり感覚って、 その時々で変わっていくものなんじゃないかなあという気がします。

自分では変わってないと思っていても、 意外と変わっているものあったり、 昔も今も変わらないものもあったりすると思います。

まあ、だからあまり深く考えすぎずに、 「今の自分が良いなって思う感覚」を大事にすれば良いんじゃないかなって思いました。

では。