MASALOG

column

コラム

悪くはないけどの正体

2023年4月23日

こんにちは。

この間お世話になっている方にプレゼントを探していて、

なんとなく、ここが良さそうだなあと思っていたお店を見に行きました。

そうしたら、「う〜ん、悪くないんだけど」って感じでこれだと思うものがなくて、うろうろうろうろしながら結局買わずに帰りました。

このまま今の状態のままでプレゼント探しを続けていても、なんとなくうまく進まないなという気がしてきて、一旦止まって気持ちをリセットしたくなりました。

僕はカフェ好きなので、こう言う時は結構カフェに行くようにしていたりします。

その日は、近くのカフェでオーガニックほうじ茶を飲んで、こだわりの大きなプリンを選びました。

その後、結局一旦家に帰って再び出直したのですが、気分が変わっていて、最初は「なんとなくここじゃないかもしれない」という理由で選択肢から外していたお店があったのですが「なんとなくここにいってみるといいかもなあ」という気がしてきて思い切ってそのお店に入ってみました。

そうしたら、お店に入った瞬間に、「これがいい!」と思うものが見つかったので、速攻で買いましたw

その時に、僕は「これだ」と思えるドンピシャなものが欲しかったんだな〜ってことに気がつきました。

プレゼントを渡した方もすごく喜んでくれていて、プレゼント好きの僕はめちゃくちゃ嬉しかったです^ ^ プレゼント好き冥利につきます。

その時に感じたのは、「ドンピシャ」なものを見つける感覚って大事だと思うのですが、それ以上に「悪くないんだけど」って気持ちをどれだけ大事にできるかってすごく大事なんじゃないかってことです。

「悪くないんだけど」って思っている時は、多分自分の中に「ベストだと思うもの」があるけど、それは言葉や形にできない状態で意識下にあって、言語化や顕在化していない時だったりします。

もしかすると自分が「これかもしれない」と思っている形ではないこともあったりすると思います。

だから、

「うどん悪くないんだけど」

「この店悪くないんだけど」

「この人悪くないんだけど」

みたいな時に、

まだ見ていない「ベスト」を探してもなかなか見つけることは難しんじゃないでしょうか。

多分そのまま探し続けても、見つからないことが多いと思います。

そう言う時は、一旦止まった方がいいんじゃないかなと僕は思っています。

例えばその選択が「今日のお昼ご飯」くらいのライトなものなら、

「悪くないけど・・・」って思いながら

「悪くないお店で」

「悪くないうどん」を食べてても

それほど人生に影響はないかもしれません。

でも、その選択が「結婚相手」とか「仕事」だった場合、

「悪くないんだけど・・・」って思いながらそれを選択してしまって、

「あ〜、やっぱこっちじゃなかった〜」ってなった時、

ちょっと喪失感がすごそうな気がします。

(ものごとには陰陽あるので、もちろんそれによって生まれるギフトもあります)

だから、「悪くないんだけど・・・」っていう感覚を感じたら一旦止まってみると良いんじゃないかなと思っています。

その瞬間に結論を出さなくても良くて、

一旦立ち止まってみたり、

気持ちを整えたりすることによって視点が変わることもあるので、

そうすると「あ、これだ!」と思えるものに出会える可能性もあったりします。

「悪くはないんだけど」という感覚は、

自分が本当に望んでいるものを知るヒントになることもあるので、大事にしてみるといいんじゃないかなあと思います。

↑ 大きなプリン。本当に結構大きくて、テンション上がりました〜