コラム
2023年5月14日
先日、士業の方とお話しした時に、その際に最近の経済の動向についてや、今のビジネスの状況について色々と話することがありました。
その方はグロースに上場している企業に携わっているそうなのですが、大企業の元幹部の方も経営に入っているらしくて、食品業界についての話が結構興味深かったりしました。
最近の物価高で客単価が上がっていて、
一見すると売り上げが上がっているように見えるけど、
お客さんの数自体は10%くらい減っていて、
その企業の中枢にいる人は結構危機感を感じているということでした。
また、最近の原油高や材料費の急激な高騰によって、建設系の業界では吸収しきれないくらいの価格差が生じているところもあって、それを今後どうするかと言うことが課題に登っているそうです。
その反対に、物価高でもコロナをきっかけに伸びている業種もたくさんあったりして、
様々な業種の経営者のリアルな声を聞くことができて、
すごく有意義な時間でした。
そんな中、その方が言っていた事で、印象的だった言葉があります。
その士業の方は結構ロジカルな方で普段は現実的な内容の話が多いのですが、
ふと、
「やっぱりツイてるってすごい大事な事だと思いますよ」
と言っていました。
どんなに能力があっても、衰退業界に身を置いていると、
利益を出すことがすごく難しかったりする。
だから、成長・発展業界にいることはすごく重要。
そう言う意味でも、伸びている業界にいるってすごくツイてることなんですよ。
というようなお話をされていました。
普段ロジカルな方がそういった話をされることで、やっぱり
「ツイてる」とか「運が良い」とか
本当に大切なんだなあと思うと共に、ありがたいなあという感謝の気持ちが湧いてきました。
そしてこれは僕が意識していることなのですが、
普段から自分自身に対してツイてるとか、運がいいとかそう言う言葉掛けをしてあげるって言うこともやっぱり大事なんじゃないかなと感じます。
「運も実力のうち」ということわざが昔からあるように、「運」って人生を良い方に動かすすごく重要な要素だと僕は思っています。
だからと言って運頼みにして何もしなくてもいいのかと言うと、そういうわけではなくて、
人生の人生を全力で生きようとか、自分に対して真剣に向き合って生きようとしている時、
人と人を繋いでくれたり、
行くべき方向の道標をくれたり、
追い風になってくれるのが運だったりするんじゃないかなと思います。
船に乗っていても、帆を張っていないと風が吹いても進めないのと同じだと思うのですが、
人事を尽くしている時、きっと運の要素はとても大事になるんじゃあないでしょうか。
だからこそ、僕も「運の良さ」や「運気」とかを改めて意識していこうと思いました。