コラム
2023年10月4日
僕はあんまり株自体にそこまで強い興味はないのですが、 奥さんが株に興味を持っているのでノートをつけていて、
先日そのノートをチラッと見せてもらった時に、
「銀行と息子が結託して会長が会社を追い出された」
って書かれている会社情報があって なかなか衝撃的でドラマみたいな展開だな・・・感じたのと同時に、 どんな会社情報調べてんの? と思ったりしました。。。
僕がいつも刺激をもらっている知人の方の一人に、 投資や事業等をされている方がいらっしゃいます。
その方は、何百億とか、何千億とかそういう単位のお金が動く世界の投資をされているのですが、 その方の過去の話を聞いていると、 自分が扱うお金を増やしたり、 お金の大流に身を置いたりするためには、 やっぱり器が大事なんだなあと改めて思う機会になったりします。
その方は投資を始めてから、 最初は何回も失敗したり、 ピンチが来たりして、 大変な時期もあったらしいのですが、
そこからコツを掴んだり、 扱う金額にも慣れていったりして、 今では何十億単位で投資のお金を回していたりするそうです。
以前、投資で多くのお金を回せるくらいになるまでに、
「8000万くらい溶かしたw」と言う話をされていました。
(結構笑えない額だけど、普通に楽しそうに話してたw)
その方もおそらく、「マイナスを受け入れる」と言うことを繰り返して、
投資にある「陽」だけではなく、 「陰」を受け入れることで、 器が広がっていって、 大きな額を回せるようになっていったんだろうなと改めて思いました。
(その方の場合はおそらくマイナスを許容するってことが器を広げることに繋がったようで、お金を溶かしたからと言って必ずしも器が広がるというわけではないと思いますし、器を広げるのがお金以外がきっかけになる方ももちろんいらっしゃると思います)
その方はすごくエネルギーが高い方なのですが、 多額の投資を回しながらそれとは別に 「ライフワーク」として 投資を始める前からやっている仕事もずっと大事にして続けていたりします。
海外を行ったり来たりしながら、その仕事を続けることで、 どんなに忙しくても エネルギーが回って、 結果的に投資にもエネルギーを投下できたり、 良い判断ができるのだと思います。
僕がその方の話の中で、 一番素敵だなと思ったのは、 「小欲が大欲に変わった」という趣旨のお話です。
その方は、最初は 「今の仕事だけではお金のアッパー(限界値)が見えてて、このまま人生終わるの嫌だな。もっとお金を稼ぎたい」 という動機で投資を始めたそうです。
紆余曲折しながら、 投資を始めてお金が増え始めた頃から、 「自分の欲」だけではモチベーションが上がらなくなった時に、 ボランティアの一環で海外に行ったそうなのですが、 貧困層の子供達の未来をもっと良くしたいという「社会貢献」が 投資を続けるモチベーションになっているそうです。
自分の欲のためにお金だけを追い求めることができる人って、 少数派の人らしくて、 そこから先は自分の欲を超えたモチベーションがあることで、 より多くのお金を回したり、 お金を稼ぎ続けるモチベーションになっていくんだろうなと思います。
お金って、流れみたいなものだと思うのですが、 お金は常に流れ続けていて、 その流れの中に自分の身を置いている状態だったりするのではないでしょうか。
そしてたぶん「その器」に応じて、入っていく額や出ていく額が変わっていくんじゃないかなと思います。
自分の「小欲」から社会貢献等の「大欲」に変化することで、 小流のお金の流れから、大流のお金の流れに身を置く場所が変わっていくのかなあと思います。
それに応じて入っていく額や出ていく額が増えていって、 自分がコントロールできる額が増えていくような気がします。
ステージやフェースによってモチベーションや、動機付けは変わってくると思いますが、
お金の大流に身を置くために「何のためにお金が必要なのか」とか
「何を実現するためにどれくらいお金が必要なのか」って言うことがすごく大事なフェーズがある感じがします。
そしてその流れを扱ったり、コントロールするために「自分の器の大きさ」がたぶん必要になるんじゃないかなと感じました。
では。