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コラム

夜明け前

2024年3月4日

ちょっと経済や株価の話のような感じになるのですが、

景気や株価だったり、為替だったり、業績だったりのグラフを見ていても、

業種を問わず、一直線の右肩上がりに成長していくことって、

難しいんだろうな〜と思います。

(成長するにしても、波を描きながら進んでいく感じ)

景気や株価で、

「押し目」という言葉があるのですが

上げ相場(価格が上がっている状態)の時に、

価格が一時的に下落する場面のことを指します。

そして、

その「押し目」の後に、

もう一段階、「価格が跳ね上がる」ことが多いのです。

どれだけ上げ相場(どんどん上がっているような状態)でも、

やっぱり「押し目」というものが存在していて、

「その押し目」があるからこそ、

次の飛躍のステップになったりするんじゃないかと思います。

人生も景気や株価のそれと同じように

折れ線グラフや波でできていて、

一直線の右肩上がりで進んでいく方が難しくて、

人生のステージにも、

どの時期にも「押し目」の時期は存在しているんじゃないでしょうか。

だから、ちょっと調子が悪いなって時や、なかなか結果が出にくい時は、

「今は押し目の時期」なんだなって思うだけで、

結構心が軽くなるんじゃないかな〜って気がします。

(飛躍するために力を溜めていたり、飛ぶための屈伸の時期)

今この瞬間に、垂直や直線的に近いくらい右肩上がりで

ぐいぐい上がっていっているように見える人ばっかりを見てしまうと、

「あ〜、この人って人生楽勝なんだろうな〜」って思うかもしれませんが、

どんなに活躍している人でも、

折れ線や波などを無しに、一直線に上がり切る人生ってことは、

多分ないんじゃないかなって思います。

そして、

株価にしても、為替にしても、業績にしても、人生にしても、

一段跳ね上がる前には

この「押し目」があったりする気がします。

「次のステージに進む前」だったり、

「今とは全く違う場所に行こうとしている前」だったり、

「状況がガラッと変わる前」って、

今までのやり方がうまくいかなくなったり、

急に結果が出せなくなったり、

既存の価値観が合わなくなったりしている時期なんじゃないでしょうか。

そういう時って

ネガティブに捉えてしまう時はあるとは思いますが、

「夜明け前は一番暗い」とか、

「やまない雨はない」とかっていう言葉にもある通り、

きっとこれからよくなっていく前触れだって思うだけでも

心が軽くなったりするんじゃないかなって思います。

(個人的には「夜明け前が一番暗い」っていう言葉が好きだったりします)

ちなみに僕も昔、落ち込んでいた時、

勇気100% by 光GENJI(バージョンが古いw)

を聴いていた時期もあったりします。

(実際に聞いていてなんか元気が出たりしました)

そんな時期があった後、

ステージが変わるような出来事があったり、

自分が思っていた未来よりも全然楽しい未来になっていたりしているので、

押し目の時こそチャンスでもあり、

(株価で言えば買い時w)

肩の力を抜きながら、自分を信じつつ

もっと気楽に、日々の幸せや、今あることや感謝できることに

目を向けながら過ごしてみるのも良いんじゃないかな〜と思いました。

では。