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コラム

敏感力と鈍感力

2024年5月3日

日本人って、



世界的に見てもすごく繊細というか、



微細な違いがわかったり、



すごくきめ細やかな人種なんじゃないかなと思います。



(あくまで僕の主観ですけど、もちろんそうじゃない方もいると思いますよw)






以前、海外に行った時に



それをめっちゃ感じたことがありまして、



新婚旅行で奥さんと海外のオーストラリアに行った時なんですが、



行きの飛行機の中で奥さんが



男性のキャビンアテンダントさんに



スパークリングワインを頼んだんですけどね、、



15cmくらいの高さのちっちゃいボトルを出してきて、



それを僕に手渡そうとした瞬間に



つるっと手が滑って、クルクルクルっと2回転半くらいした後に



僕の指の上に「ガンッ!!」って、



ガッツリ落ちてきたんですよね(衝撃w)







50cmくらい離れたところから、



液体が入った瓶が指に落っこちてきたら、



思ってる以上にめっちゃ痛いんですよ!(涙)





でも、



そのオージーのキャビンアテンダントさんは



「Oh!Sorry〜!」って言って、



「Hahaha〜」っと笑いながらどっか行っちゃったんですよ。(驚)







「ええええええ、ソーリーじゃねーよ!」って心の中で思いましたが



僕は、英語喋れないし、、、



さらに飛行機酔いもしてたから


(三半規管が思いのほか弱いです、涙)



その時、なんにも言えずに心の中で泣きましたw(悲)









その時「外国の人って、鈍感力すごいな」って思ったんですけど、、w



そんな外国の人に囲まれて過ごしてた奥さんも、



彼らに負けず劣らず「鈍感力」すごいなって思う時もあります(笑)


(それは才能だなと感じますw)









自分で言うのもなんですが、



僕って割と「繊細なところ」もあって、



どれくらい繊細かって言うと、



色で言うと、1400色くらいの色を使い分けれるくらいの繊細さなんだと思ってて、w





その反対に、奥さんの場合は、ちょっと鈍感さんで、




自分でも「私、14色くらいしか使わずに生てる感じがするんだよね〜」って言ってましたw




だから、



僕が微細な変化について



「この違いどう思う?」



とか聞いても



「え、何が??」って感じで



ぽかーん(全然わからないような顔で)としていたりします。w







「敏感力」が高い人は


相手の声色だったり、


表情だったり、


雰囲気だったりと


ちょっとした人の変化もキャッチしたりできて、



敏感な人って、



そういう微細な差がわかるからこそ、



人の気持ちを察してあげることができる



優しい人が多いんじゃないかな〜という気がします。






その反対に、



ちょっと鈍感な人って、



おおらかで、


明るくて、


「なんとかなる!」って感じの



ポジティブさを感じさせてくれる人が多いような気がします。






どちらが良い・悪いとか、



どちらが優れている・劣っているとか



そういうことじゃなくて、



色の違いのように、



ただ、個性や特性、気質の違いなんだろうな〜って感じます。


(特性も場面やケースによって、陰でも陽でもありますし)







「繊細な人」が、



いい意味で「鈍感な人」の真似をしようとしても苦しくなるだけだし、



いい意味で「鈍感な人」が



「繊細になろう」としてもそれはそれで難しさを感じるだろうから、




自分の気質や特性を自分自身でも知ったり、より理解して、



より色んな自己を許したり、いい意味で降参したり(諦めたり)



「より自分らしく生ていく」ことと



「より本来の自分(潜在的な部分も含めて)に合う環境や付き合う人」を見極めて選択していくって



すごく大事なんだろうな〜って感じました。








ちなみに、奥さんに


「今日、僕が喋っている時の雰囲気って、


いつもとは違う感じだったと僕は感じたんだけど、



どう見えた?」



と軽く聞いてみたのですが、



「んっ?なんか違った?いつもと一緒だけど〜」



と安定の鈍感力で、、w



色んな意味で「深く考えるのをやめようかな」と


朗らかで、楽しい気持ちにさせてくれましたw




では。