コラム
2024年3月19日
よく耳にする言葉かもしれませんが、
昔からある言葉に「塩梅(あんばい)」って言葉があって、
昔は料理の塩辛さを「塩と梅(酢)」で調整してたので、
これが強すぎると「しょっぱいな、これ」って感じて、
そしてこれが弱かったら「これ味が薄いな〜」って感じるとことらしいです。
だから、今でも、
ちょうどいい具合のことを「いい塩梅」と表現してたりします。
この「塩梅」って季節や自分の状態によって感じ方が違っていて、
それを含めて状態を表すのに良い言葉だよな〜って思います。
(以前お会いしたある界隈では有名な方も「塩梅」って言葉をたまたま使われていましたw)
特にいい塩梅の「距離感」ってめちゃくちゃ大事で、
「自分にとっての心地よい距離感」って、
自分の状態やステージによって
全く変わっていくものだから、
自分自身で「良い塩梅」を見つけることって
大事だな〜って感じていたりします。
今までの自分はこれが一番いいと思い込んでいたけど、
(それで今までそれなりにうまくやってきたから)
実は「今はこっちの距離感がいい」とか
「潜在的にはこっちの距離感の方がいいのかもしれない」
ということって結構あったりするんじゃないでしょうか。
例えば、これまでは、
ある程度の「距離感を保ちながら人と接することが心地良い」って感じたり、
「人にあまり心を開かないことで自分自身を保っていられる状態」が、
自分にとって楽だったり、今まではそれなりに上手くいって生きやすいって感じていたけれど、
なんとなく、もっと「今までより一歩踏み込んだ密接な人間関係」を築きたくなったり、
もっと人に心を開いたり、「自分を出して行きたくなったりする」みたいに、
自分にとっての「いい塩梅」って、変化して行ったりします。
そして、自分を次のステージやフェーズに進める時に、
この「人や物事の距離感」の認識や再設定が必要になってくると思います。
(もちろん合う合わないや相性もあり、基本的な自分のベースタイプがある前提の上で)
今の自分が「心地良いなと感じる距離感」を知るためには、
自分を整えたり、
俯瞰してみたり、
中心軸に戻ったり、
今までの自分の思考や思い込み、固定概念から離れてみたり、手放したり、
自分をもっと開くことだったり、
(ネガティブ(陰)な要素も受け取ることだったり)
怖さやワクワクするような希望を同時に感じるようなことだったり、
自分の「心」や「丹田」が整えられたり、
動かされるようなことをやってみると、
これからの自分にとっての「いい塩梅な距離感」
「今の自分が心地よい距離感」(これから望んでいる距離感)などが
分かったり、見つけやすくなるんじゃないかなと感じました。